2013.11.06 水曜日

豊橋発:東営市、大盛り上がり

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  今日は中国東営市視察本番でした。私たちは東営市経済特区の方に青島まで迎えに来ていただき、さらに今日は終日経済区を見て回りました。夜は経済区の方とごいっしょし大盛り上がりでした。中国人はやたらと乾杯して飲み干す、これの繰り返して、強い白酒を何度も飲むことになりました。いやあ、楽しかったなあ。

 
 山東省東営市は黄河河口に発達したデルタ地帯です。この市に2003年に東営経済区が5年ほど前に設定され、2010年には国家級経済技術開発区に指定されました。さすが社会主義計画経済ということで、決まれば大規模な開発が次から次へと行われています。大規模なマンションが次から次へと建設され、大きなビルディングたくさん建てられていました。これから多くの企業が進出することでしょう。
 
 私たちの一行は大阪ウェルディング工業社の東営市工場の視察が主な目的ではありましたが、あわせて、東営経済開発区の説明も受けることができました。ウェルディング工業社は規模から言うとどこにでもある中小企業ではありますが、中小企業でありながら上海進出を果たし、業績を伸ばしてきました。今はさらに東営経済区に進出を果たしています。事業のテーマは「日本の品質を中国の価格で販売する」というものです。
 
 この企業で驚くのは日本の技術を売り物に中国進出を果たしたことです。グローバリゼーションが進む中、大企業は世界市場と戦わなければなりません。それはどうしてもコストで勝負せざる得ません。一方で、品質の維持も果たさなければならずこれに悩んでいます。日本メーカーの品質は言うまでもなく日本の中小企業が支えています。しかし、海外には日本の中小企業はいません。そこに目を付けたウェルディング工業社社長魚谷さんは中国に進出し、日本の品質を中国の価格で実現するという考えで成功を収めました。
 
 この企業は身の丈にあった進出をするというのがモットーです。3年前、東営市への進出は5名の従業員から始まりました。少ない投資額で短期に損益分岐点を超え、徐々に事業規模を拡大するのです。私たちが訪問したときも従業員数社20名程度でした。しかし、よく統率が取れ、社長が大好きという感じで好印象でした。
 
 私たち訪問団はいずれも中小企業ですが、お互いの話もとてもためになりました。いくつかの企業は既に世界市場に進出を果たされ、さらにコストダウンを図るために東営市進出を考えているようでした。ごく普通の企業ですが、どの企業も日本の中小企業の技術に誇りを持ち、世界で通用することを信じておられました。
 
 コストさえ解決できれば日本の技術は冠たる地位を得るというのがこの夜の盛り上がりの結論でした。中小企業が世界を変える、と盛り上がりましたし、東営市経済区の方も進出企業を守るが私たちの役目だとおっしゃっていました。