名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.03.22 水曜日

交通事故 事故の始まり(知恵袋回答)

初めて質問します。
ご回答宜しくお願い致します。
2日祖母が交通事故に遭い、頭蓋骨骨折・脳挫傷で現在意識がまだ戻っていない状況です。
医師から戻っても性格が変わったり失語症などの後遺症は残る、最悪は意識が戻らないと言われています。
今相手の保険会社から連絡が来て明日直接会って話しをすると言うことになりました。また今日20万医療費の先払いをするとも言っています。身内でこのような出来事が起きたのが初めてで
皆何も知識がないです…。
相手はプロです。言い包められないよう今すべきことや言わない方が良い事がありますか?

保険会社との関係ではそれほど言ってはいけないことはありません。

むしろ、事故の状況を正確に把握する必要があります。おばあさまに落ち度はないのでしょうか。加害者側は被害者に責任を押しつけがちです。家族としては事故現場を見ていないので加害者のいいなり、つまり保険会社のいいなりになりがちです。たとえば、急に飛び出してきた、変なところを歩いていたなどいろいろあります。おかしいと思ったらこれを認めず、おばあさまは正しかったはずだと言い切る必要があります。

また、被害者に事故の記憶がないことから警察の調書も加害者有利に作られることがあります。同じく家族としては警察の言うことを鵜呑みにせず、少しでもおかしいと思ったら、被害者は正しかったはずだと言い切る勇気が必要です。なかなか警察には抗しきれないところがありますから弁護士と相談されるのがよいでしょう。また、目撃者があれば住所、電話番号など確保しておく必要があります。警察に対する処罰要求も必要です。立件されて刑事裁判にならないと刑事記録を閲覧できません。

過失相殺が問題にある場合には、健康保険を利用されることをお勧めします。病院によってはこれを拒むことがありますが、制度上は利用できることになっています。
→ http://blogs.yahoo.co.jp/kotujiko_nagoya/122784.html 

記憶がもどり徐々に回復すれば記録を正確にしてもらうことが重要です。主治医の説明をよく聞き、知識を正確にしていく必要があります。病院の判断によって賠償額は大きく変化します。特にこのような事例については症状固定時期について非常に難しい問題が起こります。早期に症状固定とすれば被害は比較的大きい認定があり得ます。しかし、治療費の支払いなどいろいろな問題が起こってきます。これも単純ではないのできちんと弁護士と相談して時々に応じて方針を組み立てていく必要があります。

賠償問題はおばあさまがもう少し回復してから徐々に進められます。交通事故に関する情報は市販の1500円ぐらいの本で、弁護士が著者として関与していればほぼ正確に記載されいます。こうした知識をできるだけ仕入れておく必要があります。弁護士の回答も異なることがあります。弁護士の費用もばらばらで、いくつか法律相談を行って複数の弁護士にあたり、事件処理方針の明確に説明があるか、弁護士費用が明確であるかなどを基準に弁護士を選択していくのはよいのではないでしょうか。