2014.07.23 水曜日

豊橋発:変化の時代とドラッカー

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 リーマンショック、震災と余りにも大きな変化が我々を襲っている。ドラッカーはどのようにとらえているだろうか。大きな変化の前に、我々は否応なく過去との決別を求められている。

 社会や経済は、いかなる企業をも一夜にして消滅させる力を持つ。企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、社会と経済が、その企業が必要にして有用かつ生産的な仕事をしていると見なすかぎりにおいて、その存続を許容されているにすぎない。

 Society or the economy can put any business out of existence overnight. The enterprise esists on sufferance and esists only as long as society and economy believe that it dose a job, and a necessary, useful, and productive one.

 
 これは解説する必要は無い。企業は社会の要求があって初めて存続する。この警句の重要な部分は「一夜にして」というところだ。企業が滅ぶときは「こんなにももろく・・」と絶句する。企業家は常に懐に刃をもって事業に臨むという覚悟が必要なのだろう。

 イノベーションの戦略の一歩は、古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを計画的かつ体系的に捨てることである。イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。

 The foundation of innovation strategy is planned and systematic sloughing off of the old, the dying, the obsolete. Innovation organizations spend neither time nor resources on defending yesterday. Systematic abandonment of yesterday alone can free the resources, and especially the scarcest resource of them all, capable people, for work on the new.

 ドラッカーは過去との決別もプランニングの一つだという。「過去との計画的な決別も、それ自体がプランであり、多くの企業にふさわいしいと言える」という。過去との決別は熟考を促し、決別した分だけ新たな分野に投資できることを意味する。