名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.05.10 水曜日

交通事故 逸失利益 事業者の収入

交通事故 逸失利益 事業者の収入

 収入というのは休業損害だったり、逸失利益だったり、損害賠償の重要な基準となる。事業者の場合、申告額が非常に小さく、必ずしも正確な収入を反映しないため苦労する。しかし、そんな場合であっても賠償額は原則として確定申告を基準に認定されてしまう。これを打ち破るには帳簿類などから実額を明らかにしていくことになるだが、こうした事業者の場合、不可能であることが多い。
 
 そこで、生活上のいろいろな支出を寄せ集めて、平均収入よりは多いはずであることを立証することになる。例えば、毎月保険金を支払っていた。子どもの学費、塾の費用でこれだけ払っていた。病院の通院費はこれだけ払っていた。借金を毎月払っていた。妻の収入は期待できない。こういうような事情を総合すれば、明らかに平均賃金よりは上である、というように立証する。こうした立証により、賠償金が1000万円ぐらい違うこともあるから弁護士としては要注意だ。
 
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