名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.07.02 月曜日

交通事故 死亡事件と裁判

死亡した人はどんなに賠償されても戻ってこない。生活が苦しくたって、生きていて欲しかったというのが普通だ。ところが、実際には死者の損害を金銭換算せねばならない。

生きて欲しかったとの被害者の願いがあっても、一方で働いていればこれだけの利益が得たはずです、生きていれば生活費としてこれだけの支出があり、死亡によって節約できました、なんていう残酷な交渉に立ち向かわなければならない。

 
人生は収入だけでできあがっている訳ではない。人生のさまざまな喜びは収入の問題を超えている。法律上は死者の慰謝料として検討することになるが、慰謝料に対する裁判所の考え方は冷たい。