2013.07.22 月曜日

豊橋発:治療と検査はお早めに!

法律相談はE&J豊橋法律事務所の弁護士が対応いたします。

前回に引き続き,事故に遭った直後の注意点についてお話しします。
事故に遭った後,できるだけ早めに治療を受けることが,非常に重要です。
事故直後には痛みがそれほどないということで,特に出勤途中の事故の場合にはそのまま会社に行ったりすることがよくあります。しかし,後から相当痛みだすことがありますので,まずは事故後すぐに病院に行って診察と治療を受けるべきです。
 
また,治療を受けるだけでなく,検査もしっかりしてもらうことが重要です。
特に,追突事故等で首に衝撃を受けたような場合(いわゆるむち打ちの場合),MRI検査を行ってもらうことやレントゲン写真を撮ってもらうことは,心がけてください。
事故直後のMRIやレントゲン等の画像所見がないと,かなり後で痛み等の症状が出てきたときに困ることがあります。これらの画像所見は,痛みが後から出た原因が,事故直後からすでにあったことを示す有力な証拠になるからです。
もし,事故直後のこれらの画像所見がないと,事故の直後に症状もないし,症状の原因もはっきりしないので,事故のせいで症状が出たのかわからないと判断されてしまうことが多いです。そしてそうなると,後遺症があっても保険金が支払われない,という結果になってしまいます。実際にこのようなケースはよくあります。
ですから,事故のせいで痛みなどの症状が出たことをはっきり示せるように,事故が起きた後できるだけ早い段階で,MRI検査をしてもらったり,レントゲン写真を撮ってもらったりしましょう。
 
それから,治療を受けるときは,自分の症状についてできるだけ詳しく話して,カルテに書いてもらうようにしましょう。
とくに,上述の首に衝撃を受けたケースだと,首は神経が集中している場所なので,症状が予想外の所に出る場合があります。例えば,直接事故の時打っていない手足の部分にしびれや痛みがでたり,感覚がなくなったりすることもあります。時には,排尿障害のような症状が出ることもあります。
この場合には,直接事故のとき打っていない場所なので,事故のせいと思わずに,症状を医師に話さないというケースがよくあります。ですが,そうすると,カルテに症状の記載がないために,事故直後に症状があったことが後で確認できなくなってしまいます。この場合も,事故と症状との関係がわからないと判断されてしまい,後遺症があるのに保険金が支払われない,ということになってしまいます。
ですので,事故後に痛み出したり,しびれたりしているところがあれば,そのことをはっきり医師に説明しておくべきです。
 
なお,むち打ちの症状については,ホームページ(http://nagoya-jiko.net/symptom/aftereffects.html)に記載したことも,参照してください。