名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.01.27 金曜日

原点に戻る。ドラッカーの役割

私の経営思想はドラッカーにかなり依拠している。目先のことに目を奪われて、忙しくなったり、経営が苦しくなって困ったりしているときに、時々トラッカーの著書など読んで改めて自分の使命を確認している。

 
 ドラッカーのいうマネジメントというのはかなり中性的の装いを持っている。しかし、彼の基本的価値観は個人の自由と組織の社会貢献にあるように思う。たぶん、新聞記者としての経歴や、ナチスを避けてロンドンに移住した経歴などが彼の思想に影響しているように思っている。
 
 彼はマネジメントについて3つの使命を提示している。
① 組織の使命を果たす。
② 働き手に達成感を与える。
③ 社会的責任を果たす。
 
 社会の中で組織は必ず使命を持っている。企業の場合は経済活動をすることが使命となっている。企業は富を生み出し、経済面での成果をあげることで存在が正当化される。
 
 ドラッカーは組織にとって真の意味で資源と呼べるのは人材だけだという。成果をあげるには人的資源から生産性を引き出すほかはない。一方、個人にとって組織は生活の糧や社会とのつながり、人生の幸福を得る場だ。
 
 企業が社会で存続できるのは社会の中で必要が認められるからだ。企業は経済活動をこなすことで社会から支持され、持続的でありえる。
 
 私は法律事務所を経営しているが、法律事務所としての社会的使命が存在する。事務所が社会的使命を果たすことで、利益を得ることができる。所員は生活の糧ばかりでなく、社会貢献という満足得ることができるだろう。そして、社会的使命を果たすこと社会に支持され、生かされ、企業として発展していくことになる。