名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.03.09 木曜日

ドラッカーのリーダー像

ドラッカーの語録は示唆に富んでいる。こうして時々見て、ドラッカーを復習するのは有益なことだ。

             「ドラッカー名言集」(ダイヤモンド社)より
  

 信頼するということは、リーダーを好きになることではない。常に同意できることでもない。リーダーの言うことが真意であると確信をもてることである。それは、真摯さという誠に古くさい確信である。
  To trust a leader, it is not necessary to like him. Nor is it necessary to agree with him. Trust is the convention that the leader means what he says. It is belief in something very old-fashioned, called “integrity”

 
 確かに、企業はトップマネジメントを中心に展開される。企業は民主的な自治組織とな異なる。多数決は必ずしも必要は無い。トップの条件は人に好かれることでも、いつも同意を得ることでもない。明快でかつ根拠があり、しかも展望を持った決断を常に行えるかどうかが重要のように思う。
 

 部下の弱みに目を向けることは、間違っているばかりか無責任である。上司たる者は、組織に対して、部下一人ひとりの強みを可能な限り生かす責任がある。そしてそれ以上に、部下に対して、彼らの強みを最大限に生かす責任がある。
 To focus on weakness is not only foolish; it is irresponsible. A superior owes it to his orgaization to make the strength of every one of his subordinates as productive as it can be. But even more does he owe it to the human beings over whom he exercises authority to help them get the most out of whatever strength they may have.

 
 事務員の能力はともかく、弁護士の能力にはかなりばらつきがある。最近、部下たる弁護士に対して、問題が目について困る。自分がやってきたもののと同じように彼らに要求している。自分の行動は理想化しがちだ。自分でもやれないことを部下には要求しているかも知れない。しかし、それも必要なことという考えがどこかによぎっている。