2017.07.03 月曜日

豊橋発:パワハラ・モラハラ・セクハラ・マタハラ

今日は私が所属する愛知中小企業家同友会でパワハラ・モラハラ・セクハラ・マタハラの勉強会を行った。

 
 セクシャルハラスメントという言葉が出て以来,パワハラ,モラハラと出て最近はマタニティ・ハラスメントつまり妊婦さんや出産者に対する配慮が問題視されるようになっている。
 
 パワハラというのは組織内の上下関係を利用して職務上の適正な範囲を超えて圧力を加えることを言う。パワーハラスメントという言葉は和製の造語だ。何かものを言えばすぐパワハラという連中がいるが,そんなのは論外としても正常な職務範囲の指揮命令関係とそれを超えたパワハラとの区別は難しい。
 
 「何してもあかんなあ」という言葉でも使い方によってはパワハラになるし,励ます言葉にもなる。どこで区別したらいいだろうか。
 
 同じ事はセクハラにも言える。
 女性の前で猥談をすると通常はセクハラだが,事例によっては許される。それは受け手側の感性や職場の雰囲気によっても違ってくるだろう。新婚の女性をセックスネタにするのは当然セクハラだが,いつ子ども産むのなどと聞くのも場合によってはセクハラだ。
 
 モラハラ,モラルハラスメントというのはもっと難しい。対象者に対してため息,舌打ち,馬鹿にするようなおどけた仕草,無視,といったイジメなどはモラハラと呼ばれている。
 
 研究会ではこの区別をどこで行うかが議論された。その結論として,その行為が,被害者にとって「生産性」を損なうものであるか,職場の「生産性」を悪化するものであるかが基準だろうということになった。
 
 この生産性は働きやすさであり,持続的な就労であり,また同時に個人や職場の価値を生み出す能力の向上に結びついているか否か,逆に価値を低下させてしまっているか否かということを意味する。
 
 研究会では今後,この「生産性」の意味を吟味することになるだろう。