2019.09.23 月曜日

豊橋発:優れた者ほど間違いが多い

私は自称ドラッカー主義者だ。時々、「ドラッカー名言集」を引っ張り出しては今まで読んだドラッカーの教科書を復習している。
 
 優れた者ほど間違いは多い。それだけ新しいことを試みるからである。一度も間違いをしたことのない者、それも大きな間違いをしたことのない者をトップレベルの地位に就かせてはならない。間違いをしたことのない者は凡庸である。そのうえ、いかにして早く間違いを発見し、いかにしてそれを直すかを知らない。
 
 The better a man is the more mistakes will he make for the more new things he will try. I would never promote a man into a top-level job who has not made mistakes, and big ones at that. Otherwise he is sure to be mediocre. Worse still, nor having made mistakes he will not have learned how to spot them early and haw to correct them.
 
 優れた者に間違いが多いとは言っても間違いのやり方がある。私の考えでは「間違い」であればなんでもよいという訳では無くて,優れた「間違い」はそれなりのアイディアがあって、おもしろさや楽しさがある。こうしたチャレンジは10個試みて、1個でも成功すれば成功だ。その1個を大事にすれば、いつまでも成功するからだ。
 
 ドラッカーは、彼らは自らは「いかにして直すか知らない」と言う。誰かが「バカは十人集まってもバカだ」と過激な言葉を使っていたが、確かに優れた部分は凡人にとって次元の違う話なので十人集まっても自分では直せないかもしれない。
 
 しかし、凡人でも学ぶことはできる。大切なのは誰が優れているかを見抜く力だ。これはすごいことかなと思えばそれを学べばよい。学べばチャレンジができ、失敗も生じ、成功にも転じることができる。
 
 何がすごいかを見抜く力もなければ、その見抜く力を持っている者と接していればよい。私の所属する中小企業家同友会ではいつも勉強していて、こうした学ぶ力を「気づき」とよんだりしている。
 
 優れた経営者は、自分より優れた者を集める力を持つ者と考えれば、自分が凡庸でも集まってくる人間が非凡であればそれですむ。
 
 
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