2019.12.09 月曜日

豊橋発:正しく経営、正しく発展

経営者の不徳から経営危機に陥る事例は後を絶たない。
 経営者の不徳は会社全体に蔓延する。経営者が「利益」を目的とし、金儲けに走れば、経営者と従業員は対立関係を生む。従業員は「しぼるだけしぼり取られてている」と思うからだ。経営者は従業員を疑い、従業員は経営者を疑うようになる。利益は会社活動のスケールを判断する重要な目安であったとしても目的としてはならない。

 経営者が腐敗すれば組織も腐敗する。
 経営者が公私を混同し、会社のカネをいいがんに持ち出していれば、社長の信頼は失われる。会社に蔓延する腐敗した文化は企業の末端まで染み渡り、社員たちも悪さを始める。最初は小さなサボりが次第に多きくなる。それでもこうした社長は気づかないことが多く、会社が大きな損失を出すにいたってようやく気付く。全く、後の祭りだ。

 経営者が腐敗している状況下では会社管理はおぼつかない。
 会社経理はいい加減で、銀行貸金を引き出すためにいつも粉飾する。利益が上がらない根本原因を探ることはない。意味不明な在庫が増えてたり、償却が意味なくなかったりする。カネは銀行にあるなどとうそぶき、融資がおりればどんどんつかってしまう。気がついたら、後戻りできないほどの借金が貯まっていたということは非日常の話ではない。

 会社の末期には、他の取締役が社長を責め立てる。従業員はどんどんやめていく。社長は借金のために奔走し、何のために生きているか分からなくなる。急激に自信は失われ、生命保険の勘定を始めたりする。死の代償、1億円の使途の勘定を始める。生命保険が入ったらあそこに2000万円、ここに3000万円という具合だ。

 このような事態になっても切り抜けられる手法がない訳ではない。弁護士は依頼者のために生き残りをかけて全力投球するだろう。
 しかし、

 何度でも言おう。
 会社は正しく経営する必要がある。法律をよく守り、社員の幸せや会社の社会貢献のあり方をいつも意識することをおすすめしたい。
 

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