名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.11.13 月曜日

中国消費市場と日本企業の展開

 中国は日本の市場の一部だ,というと言い過ぎだろうね。しかし,中国市場と日本市場はかなり重なり合っているように思う。上海に行くと東京スタイルが売り出されている。デパートには日本ブランドがひしめいている。
 
 日本で成功を収めている企業も中国への展開を進めている。今回の上海ツアーで私たちが訪問したいくつかの日系企業がそうだ。ABCクッキングは日本スタイルで(もちろん,中国風にアレンジしているだろうけど)事業を展開しようとしていた。
 
 中国人達も日本に観光にやってきている。一昔前,中国人というとなんだか就労に着ている人たちというイメージが強かったが,今や観光に来ている人,日本で買い物をして帰っていく人というイメージが強い。これも,中国市場と日本市場との重なり合いを示している。
 
 中国人向け,日本紹介のこんなサイトがあります
 
 中国の生活者向け雑誌を買ってみると,けっこう日本企業を意識しているものが多い。少なくとも一冊30元の雑誌を購入する層は「西式」ライフスタイルに対するあこがれがあると思う。その「西式」スタイルの一つに東京も入っている。彼らにとっては東京はヨーロッパやアメリカの窓口のようなところがあるかもしれない。
 
 → 中国高所得層向けの商品ウェブサイト
 
 こうして,日本市場と中国市場とは重なり合っているので,当然,競争も激しい。市場経済導入直後の何も知らなかった中国と情報がどんどん入ってくる今の中国とは違う。日本で展開するのと同じような強い競争意識がなければ中国市場で展開することは難しい。