名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.02.11 月曜日

同友会は会議が多いけど

私の所属する中小企業家同友会では、会との関係が深まれば深まるほど会議が増えてしまう。時には会議が多すぎていやになってしまうのだが、会議に参加することで「文化」を共有できるいことは実は企業経営にとって有利に作用している気がする。


 どんな企業団体でも自分のアイデンティティを持っている。同友会の場合、自社の活動や繁栄が社会貢献に直結すると考えている。我が身も立ち、社員も喜び、相手にも社会にも役立っていくというのが私たちの理念だ。

 ともかく、この複数の企業が「文化」を共有するというのは、さらに一歩進んだ企業連携を生み出す上でかなり重要ではないかと思う。

 大企業の場合、事業単位があって、それぞれ独立して活動して実績を増やしている。事業単位を横断して連携し、新しい価値を創造する戦略は「水平戦略」と呼ばれているが、この戦略を生み出し、さらに共通の価値を持って目的に向かうことはかなり労力をかけなければならない。

 水平戦略が実際に成果を生み出すよう、組織をつくりあげ、水平的な組織を動かす中心グループを人選する。できあたがった水平戦略を現実のものとするために、事業単位を越えた一体感を作り出す作業を行う。会議は増え、リーダーはことあるごとに連帯の重要性を訴えることになる。それは共通の文化を持ち、さらに共通の文化が成果をあげるまで行われる。

 NECは「C&C」(コンピュータとコミュニケーション)を標語としてこれはエレクトロニクスとコミュニケーションの技術を統合してC&Cシステムを実現する理想を示す。事業単位のマネージャーはこのC&Cの理念を心にとめ、相互関係の動きを強めている。

 中小企業集団の場合、独立性が高いので大企業のような水平戦略という訳にはいかない。しかし、共通の文化を持つことで、企業連携の枠組みは作りやすい。もちろん、なんでもかでも連携すればよいというわけではない。連携することで市場が広がらなければ意味はない。それに、企業連携を動かすだけの水平戦略を駆動させる部隊が必要だ。それがなければ、ただの仲良しグループで、連携とは言えない。

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