名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.05.02 木曜日

交通事故治療費,保険会社に打ち切りを言われたら?

 交通事故被害者は時々、損保担当者にMRI検査など「この検査費用の費用は払えませんよ。」などと言われることがあります。どうも,損保担当者が医師に対して直接そのようなことも言う例もあるらしい。

 それでなくても,事故から6ヶ月ぐらい経つと,治療費を打ち切るなどと言い始めることもあります。

 こういうことがあると,交通事故被害者はもう治療費は出ないと思い込み,必要な検査もあきらめてしまうことは少なくありません。まずは必要な治療ですから,行うことが必要です。損保がいろいろ言っても,実際治療を続けると,損保側が払ってくることも少なくありません。

 次に,本当に支払わなくなった場合には健康保険などを利用して治療を続けることができます。特に大切なのは無理をして症状固定としないことです。よく医師と話し合って必要な時期まで治療を続けます。

 その上で,支払った治療は被害であるとして,賠償請求することになります。実際には医師が必要と認めている治療を損保が否定することはけっこうハードルが高いものです。