名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.05.12 日曜日

損保に対する正しい交通事故対応

 交通事故による骨折事例の相談を受けました。開放性複雑骨折で非常に被害が大きく痛々しい。骨折の場合、被害がかなり客観的に判断できるので後遺障害の程度そのものを争うことは少ないと思われます。
 
 本件ではむしろ過失相殺が問題となる感じでした。加害自動車が道路から出てきたところをバイクとぶつかった事例なのですが、グーグルで現場を見る限り、どうして事故が起こったか全く分かりません。損保の言い分はそれでも過失相殺があるというのです。

 もちろん、現場を見なければなんとも言えません。被害者のことを考えるとなんとか過失相殺0で決着をつけたいと思います。

 判例タイムズという法律雑誌に過失相殺についてのいろいろなケースが記載されているものがあります。損保側は何でもかんでも判例タイムズを持ち出してはあなたには20%の過失がありますなどということがあります。しかし,過失相殺は複雑でそう簡単に決められるものではありません。

 損保が正しいとは思わないで,正しい知識,とくに正しい現場知識を持って望む必要があります。