名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.05.20 月曜日

交通事故 現場確認

 駐車場から道路に出て右折しようとしたところで、右から直進してきたバイクと衝突した事例の事例を手がけています。自動車からの右方面の見通しはよく、どうして事故が起こったか分からない。バイクの運転手は大けが負っています。それでも損保は判例タイムズを持ち出して過失相殺9:1を主張するので依頼者は納得しません。

 そんな損保は相手にする必要はありません。すぐ裁判することにしました。

 もっとも、こうした事例については原則現場確認が必要となります。現場を実際に視て、あらためて見通しを確認し、依頼者の正当性を検討する必要があります。依頼者を疑うわけではありませんが、裁判の場ではいろいろな事実の積み重ねによって依頼者の落ち度がないことを立証するので,対立の激しい事例では現場確認は必要になります。

 依頼者の言い分だけでは通用しないのです。重要なのは依頼者の言い分の根拠を探ることです。それを裁判所で表現することになります。