名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.06.08 土曜日

交通事故 脳の器質的障害

 高次脳機能障害は脳の器質的障害と言われています。脳のどこかが実際に傷害されて起こる疾病です。事故による東部への強い衝撃,事故後の意識障害,MRIやCTなどによって脳に器質的な病変があることなどによって判断されています。こうした証拠がきちんとして判断されていれば,あとはそれほど難しいものではありません。

 しかし,意識障害がはっきりしないとか,画像がよく分からないだとかいろいろな理由で非該当になる例があります。これも丁寧に立証を積みかさねて行くことになるでしょう。大切なのはまず被害です。被害があって,事故直後から生じて居居れば普通は事故によって生じた被害です。これが医学的に無理なく説明できれば,それは事故によって生じた被害といえます。

 こんなことを単純に言いますと,そんなの当たり前というでしょうが,この当たり前の判断というところまで持って行くのが難しい作業となります。依頼者と一緒になってがんばってこの当たり前を立証するのが私のやり方です。