名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.12.03 火曜日

交通事故 労災申請は必要

 業務中、通勤途上で交通事故にあった場合、労災申請が問題になります。交通事故のように加害者がいる場合には「第三者行為」による被害と呼ばれ、原則として労災による保護が受けられません。加害者が第一次的責任があり、労災がそれを補完する結果は制度の趣旨に反するからです。
 
 しかし、それでは被害者は十分な救済が受けられません。そこで、第三者行為であることを報告した上で労災申請をすることができるようになっています。
 
 実際には労基署は受け付けるのを非常にいやがります。しかし、事故処理に関係なく受け付けることはできるのです。労災は自賠責よりも保護に厚く、後遺症認定も直接調査官が本人を調査するなど丁寧な認定をします。
 
 そのため、私の場合は交通事故が労災に当てはまる場合は労災申請をお勧めしていますし、休業補償、治療費が補償されるなら、自賠責、任意保険を一切使わず事故を処理した上で、いきなり裁判にもっていくことあります。この判断はかなり難しいので必ず弁護士と相談してください。