名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.12.26 木曜日

自動車の破損状況

交通事故の被害立証のために衝突の衝撃がどの程度であるかというのは重要な証拠となる。私たちは、しびれ、痛みなど後遺障害を争うときに、事故車両がどのくらい破壊されたかを考える。これは被告側も同じ事で、こんな程度の損傷の程度で、そんな大きな被害は生じないなどと主張してくることがある。しかし、軽い衝撃であっても頸椎などは大きな被害を受けることがある。整形外科医の話では、床屋で首をのけぞらせただけでも被害が発生することがあるということだった。私が経験した裁判例でも、物損事故としては軽いのに全身に麻痺が生じた事例がある。こうした軽い物損、重い障害というような裁判例は外にも存在する。