名古屋E&J法律事務所ブログ

2016.12.26 月曜日

交通事故 2回目の事故

よく分からないが、長く弁護士をやっていると何回か事故にあってしまう依頼者に出会う。追突が多いのでその人のせいじゃないと思うが、何か取り憑かれているようで気の毒だと思う。1回目の事故で例えば後遺障害14級の認定を受けて、2回目の事故が同じような場所で被害が発生した場合はどうなるだろう。理屈から言うと、1回目の事故で既に生じた被害を重ねて請求することは難しくなる。つまり、1回目14級、2回目も14級で同じく逸失利益などを得るということはいわば2重払いのようになってしまう。しかし、14級の場合、裁判所は被害はだいたい3年から5年でおさまるとして判決を出す。そうだとしたら、一旦、おさまった場合に再発すれば改めて後遺障害認定を得ることも可能なように思う。問題は、第2回目の被害が、第1回目の事故の時に評価され尽くされているか判断の分かれ道になるだろう。