名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.01.30 月曜日

交通事故 交差点の飛び出し事故

交差点で相手が飛び出してきたのに過失相殺が認められることがある。被害者にしてみると、どうやって避けろと言うのだとやるせない気持ちになる。

 
 私の経験した事件で、停止線のある交差点から優先道路に飛び出した事件がある。さすがに過失相殺はないと思ったら損保側は過失相殺を主張してきた。
 
 当然、加害者を証人尋問することになる。この事件では善良なおじさんが出てきた。おじさんは自分が飛び出したことなど、気持ちの上では被害者に申し訳ないという様子が法廷ではっきりうかがわれた。しかし、保険会社側の代理人は当方にも落ち度があるかのような証言を加害者に求めていた。これは弁護士が加害者の代理人ではなくて、損保の代理人であることがはっきりわかる事例だった。
 
 判決は当然、過失相殺は否定された。