名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.02.01 水曜日

交通事故 親が事故にあって子どもの付添看護を求めた事例

親が事故にあって入院したために小学生の子どもの面倒を見る人がいなくなった事例を扱ったことがある。この事例は非常に深刻な事故であるにも拘わらず他覚所見に乏しかったために14級の認定を受け、損保は早い時期から治療費もうちきった。当然、子どもの付添看護費用など出さない。

 裁判では7級程度の後遺症が認められ、付添看護費用も認められた。この事件で保険会社がひどいなと思ったのは、その争い方だ。依頼者は、残された娘のために無理をして外泊していたのであるが、それが被害回復した証拠だと主張してきたことだ。事件では、たった一人の残された小学生の生活がどのようなものだったかを明らかにし、周りの大人達がどれほど心を砕いていたか、被害者である親がいてもたってもいられない気持ちであったかを主張した。