名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.02.27 月曜日

被告側弁護士の油断

   私はどちらかという等級を争うタイプの弁護士だ。裁判で可能性があるなら上の等級を狙いたいと思っている。もちろん、印紙代とか依頼者の負担は増えるのだから依頼者には不利益を説明してOKならば訴訟で上の等級を狙う。

 異議申し立てなどでも等級が維持されているような事例では、時々、被告側弁護士がほとんど仕掛けてこないことがある。こうした損保側弁護士の特徴は、等級認定、異議申し立ての理由をそのまま準備書面(裁判に提出する書面)に記載している点だ。彼らからすると、等級認定があるのだからそれを争うなんて馬鹿な弁護士だぐらいに思っているかもしれない。
 確かに、等級認定は重い。しかし、こうした油断した弁護士に限って被告は負けることが多い。最近もある事件で、かなり高額な事件だが、真剣に争う姿勢に欠けている。弁護過誤じゃないかと思うくらい、気迫に欠ける訴訟進行があった。私としてもこんな気のない被告に負けたくはない。