2018.03.12 月曜日

豊橋発:交通事故 医師の尋問

 後遺障害の等級を争う場合,主治医がどのように評価したかは非常に重要な点となります。実際,事故当初の誤った診断が交通事故被害者を苦しめることは少なくありません。


 誤った判断とはいわないけれども,事故当初の整形外科医の軽いとする判断や,カルテ記載が不十分であるために被害の立証を困難にすることがあります。私としては,整形外科医を証人尋問したいと思うのですがが,裁判実務ではめったに医師の尋問を採用しません。


 交通事故被害者側弁護士としては,尋問ができなくともこの壁をなんとか突破しなければなりません。それは,結局のところ被害者の体験を丁寧に洗い直していく方法につきることになります。


 初診時どうだったのか,その後の治療経過ではどうだったのか,被害者には常に痛みがあり,看護婦にも訴えていたか,痛み止めなどはどうであったかなどこういうことを明らかにすることになります。


 それは例えばいい加減なカルテでも,どこかに真実があって,そこを大切にしながら被害者の声を訴訟に反映するという作業になります。



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