名古屋E&J法律事務所ブログ

2017.12.18 月曜日

損保代理店

 損保の代理店は車両保険などを仲介する。事故にあって被害を受けるとまず代理店に電話する人も多い。損保の代理店は損保とは違うので対応できない。そのため被害者を損保の知り合いの弁護士に依頼することもある。しかし,これはかなり問題があることが少なくない。というのは,代理店は損保会社を通じて弁護士を探すこともあるからだ。この場合,常日頃加害者の代理人をやっている弁護士が紹介されることになる。
 
 そうでなくとも,弁護士を仲介した保険会社が被害者の人身傷害保険の保険会社だったりする。被害者は自分の保険で自分の被害について人身傷害保険に基づき被害請求できるため,自分の保険とは利益がそう反する。つまり,被害者の不利益(被害を小さくすること)は保険会社の利益となると言う関係だ。私の経験でも,損保が仲介した弁護士は後遺障害を争わないと始めかっら依頼者に言っていたらしい。後遺症の認定があがると,損保の不利益となることを考えると,この弁護士の対応は非常に問題だ。