名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.01.15 月曜日

双方青だという場合

 
 交差点事故でしばしば双方青だ、双方相手は赤だと言い張る事例がある。こうした事例は実況検分調書をまず仕入、その上で現場を確認していく。大抵の場合、何か問題が見つかる。こういう言い方は不思議かも知れないが、そもそも事故の再現など不可能だ。実況検分調書も不可能なところを無理して再現するので微妙な事故ほど問題も多くなる。
 
 こういうケースは裁判になって、被告は自分は青で、原告が赤だったと言ってくる。そう言われてひるんでしまうことも少なくない。しかし、そういう程度の反論であれば、過失相殺の問題は残るが、原告が勝訴することが多い。裁判の長い過程でいちいちひるんでいたら弁護士は務まらない。