名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.03.05 月曜日

交通事故 遷延性意識障害 将来の介護用品費用など

 交通事故によって遷延性意識障害(植物状態)の被害を受けたの場合、介護用自動車、介護器具、介護用ベッド、介護用浴槽、電動車いす、天井走行リフト、痰の吸引器などの介護器具が必要だ。
 
 裁判ではこうした介護器具費用を請求することになるが、耐用年数も念頭に入れる。3年、5年など一定の耐用期間を過ぎると更新が必要になる。私たちはこうした介護器具の値段の資料をカタログやインターネットなどから一般的な賠償金額を算定する。さらに、今後、平均余命まで生存することを前提に、何年に1回更新するのでその分の請求を行う。
 
 こうした、将来の請求については中間利息の控除と言って、将来の損害を今、前倒しして支払うので、逆に利息分引かれてしまう。更新期間が飛び飛びなのでライプニッツ係数は単純には使えない。