名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.07.29 日曜日

交通事故 運転者が特定できない事例

 自動車運転で関係者が死亡してしまった場合には運転者が特定できないことがある。運転者自身には自賠責や保険で支払われないことがある。また、運転者が加害者なのだから、被害者としても誰が運転していたかは重大な問題だ。このような場合、結局、事故現場の状況や工学的な鑑定などを駆使して決めていくことになる。こうした工学的な判断が必要な事件については刑事記録や現場情報、目撃者の証言など緻密に事実を積み重ねていくほかはないし、事実の見方に対するある種の科学的な洞察力が必要となる。