名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.08.04 土曜日

交通事故 損害の無理な算定

交通事故の相談で時々出てくるのが損害の無理な算定の問題だ。

 
 行政書士などの関係から特別な信頼関係ある医師が何か意見書を記載することがある。中には無理な記載が出ることがある。医学的意見の中で無理があるのは別にそう大きな問題にならないが、中には被害の程度についてかなり無理な判断をすることがある。痛み、しびれ、知覚障害の異常など、医師の判断に大きく依存している事例で、医師が被害を大げさに記載することがある。
 
 こうした事例では裁判になることが多く、立証するために症状の読み取りについて医師に尋ねても十分な根拠が帰ってくることが少ない。こういう事例に限って医学的意見もあいまいだったりする。
 
 私は依頼者のために少しでも賠償金をとろうという姿勢は重要だと思うが、それは真実を追究する結果として賠償金を獲得していくという誠実な姿勢なくしてあり得ないと思う。自賠責基準からそれに当てはまるよう事実を無理矢理に作ってしまうというような姿勢はどうかと思う。