名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.08.08 水曜日

交通事故 こういうことはあるのかな?

 依頼者と直接会ってくれない弁護士がいるという。30分話して,その後は直接話をしないそうだ。高次脳機能障害が疑われる事例だが,被害者対応はNGOのスタッフにまかせているという。そんなことがあるのだろうか。
 
 こういうことは時々聞く。交通事故被害者の団体や,NGO,病院のスタッフなど弁護士の仲介者がいることがあって,弁護士が直接被害者と接しないことがあるのだ。仲介者が事件を差配し,時には依頼者の意思とはことなるところに事件を持って行こうとすることあるらしい。
 
 依頼者の希望の防波堤の役目を仲介者が引き受けるあまりに,弁護士との関係が疎遠になるかもしれない。弁護士が被害者とほとんど会わないとか,1回会って,方針もなにも伝えないで事件を進めるとか,そういう話をきくと本当にいやな気分になる。
 
 確かに高次脳機能障害の場合,精神を病んでいる例もある。弁護士はカウンセラーではないから全て引き受ける訳にはいかない。しかし,原則は弁護士は直接被害者と向き合う必要があるのではないだろうか。