名古屋E&J法律事務所ブログ

2015.06.15 月曜日

交通事故 胸椎の役割

 交通事故でしばしば問題になるが第12胸椎の障害だ。圧迫骨折があったり、ヘルニアがあったり、いろいろと障害となることが多い。
 
 これは背骨のなかでも第12胸椎が特別な役割を果たすためと説明されている。
 胸椎は胸の部分の背骨だ。第12胸椎の次は腰椎と言われる腰の骨となる。胸の部分と、腰の部分とはそもそも背骨の構成する角度がことなる。背骨はしなやかなS字状になっているが、この第12胸椎で角度が変わる。この付近を中心に腰を曲げたり、回したりする。当然、背骨の中でもこの第12胸椎にかかる負荷は大きい。
 
 交通事故ではこの胸椎の骨折、運動機能障害について、立証を求められることがけっこう多い。保険会社はこの部分は障害が生じやすく、事故前からあった被害とかろやかに根拠もなく言ってのける。それを原告は四苦八苦して克服するのだ。こうしたあたりは医学的な問題に関心がないとなかなかできない。