名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.10.22 月曜日

交通事故 過失相殺の考え方

 当事務所では最近、過失相殺をどのように主張していくかが議論になっている。
 「別冊判例タイムズ」というものがあって、交通事故のいろいろな場面を想定して過失相殺を割合を議論している。これはこれで、交通事故分野では権威ある存在なので無視できない。
 
 例えば、交差点での右折車と直進車の事故の場合、70:30で割合を決めた後に、双方の事情をこ考慮して減額を図っていく。
 私の意見では過失相殺というのは結局は裁判官の感覚的な事情なので、判例タイムズで決めるにしても、この場合は何点調整するとか言って、定量的に主張してもあまり意味がないのではないかと考えてしまう。
 
 しかし、若い弁護士たちはやはり、何点減点、加点という加算主義的に主張するべきだというのだ。
 
 ここはどういう方針をとっていくのかについては事例によって違うのだろうが、結局判例がどのようにあ思考方法をとっているかを分析することで決まることだろう。