名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.11.06 火曜日

交通事故 医師の意見書

 後遺障害の程度を争う場合、裁判官は必ず「医師の意見書は出ませんか」と投げかけてくる。弁護士がいくら文献を引用しようと、それだけでは決して信用しない。診断書、サマリー、紹介状など具体的に記載があってもまだ信用しない。裁判官は本件に関する医師の意見書を求めてくる。
 
 私は医療過誤訴訟も手がけているが、医師の意見書を得るのは非常に難しい。私の場合、医師の意見書や鑑定などないまま訴訟を進めて判決を得るようにしている。医学的な経験則は被告医師の尋問によって立証するというのが私のやり方だ。それに比べれば、交通事故の場合、比較的医師の意見書が得やすい。もっとも、正しく事案を半径してくれているかどうかは難しいところで、弁護士が原案などを起案することも少なくない。