名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.11.12 月曜日

交通事故 所得の証明

 自営業者の場合、被害の立証が難しいことがある。申告所得が小さいからだ。本来、日々の金銭出納が記帳されていればごまかしようのない金額なのであるが、少なくない事業者は過小に申告する。妻、子供2人で年間所得150万円などという申告もある。
 
 申告所得は原則として正しいと推測される。そのため、それと違うことは被害者が立証しなければならない。この場合、アプローチは2つである。
 ①  入金、支出の実学を立証しきる。
 ②  平均賃金を利用する。
     家計の状況の主張、実学の主張から平均賃金以上の収入があったはずだと立証する方法だ。