名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.11.16 金曜日

交通事故 脳脊髄液減少症の歴史

■ 1938年
 Schaltenbrandが腰椎穿刺を受けてないにもかかわらず、腰椎穿刺と同様の症状を示す疾患を報告した。
 
■ 1988年
 国際頭痛学会が国際頭痛分類第1版で、「7.被血管性頭蓋内疾患に伴う頭痛」の中に、「7.2髄液圧低下」中、「7.2.1腰椎穿刺後頭痛」とともに、「7.2.2髄液瘻性頭痛」が記載された。
 
■ 2004年
 国際頭痛学会での分類で、「7.2.3突発性低髄液圧性頭痛」が取り上げられた。
 
■ 2007年(2010年改訂)
 日本脳神経外傷学会「外傷に伴う低髄液圧症候群作業部会」により、低髄液圧症候群の診断基準を作成した。

■ 2006年
 脳脊髄液減少症研究会「脳脊髄液減少症暫定ガイドライン2006」を発表
 続いて、「脳脊髄液減少症ガイドライン2007」が発表された。

■ 2011年10月
 平成19年度厚生労働科学研究費補助金「脳脊髄液減少症の診断・治療法の確立に関する研究」が開始され、2011年10月、関連学会の承認を受けた上、
 ① 脳脊髄液漏出症の画像判定基準、画像判断基準
 ② 低髄液圧症候群の診断基準が発表された。
 
 ※ ここでは脳脊髄液「漏出」症とあえて「漏出」と使っていることに注意を要する。これは、漏出を伴わない場合も考えられる上、必ずしも低髄液圧を伴うわけでもないことから、「漏出」を基準に検討を進めたとされている。
 
■ 注意
   国際頭痛学会ではその後もいくつか改訂しているようだ。
   下記KIKITATA ]さんの指摘参照