名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.12.03 月曜日

交通事故 裁判ってこわい?

 死亡事件の相談があった。損保から金額が提示され、例によって金額は低額だった。
 この事件は裁判をした方が適切な事例だと思うのだが、遺族はいやがっていた。
 
 その理由は、裁判までしてお金を取ろうと人から思われるのがいやだということだった。
 妻を亡くし、理不尽な事故に対して加害者の責任を追及したいという考えはやまやまだという。自分が妻を自分のそばに呼ばなければ、妻は事故に遇わなかったかも知れない。その悔恨の念があって、裁判によって加害者の理不尽さを断罪して欲しいとは考えている。しかし、人からお金のために裁判していると思われるし、親戚からもやめろと言われたということだった。
 
 こういうのは何とかならないかと思う。
 早期解決を望んでいる事例であれば、裁判回避はやむ得ないのだが、本当は裁判やりたいのに、こういう理由でやらないというのはなんだか許せない。