名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.12.07 金曜日

訴状の金額と判決金額 yahoo知恵袋回答より

ご自身の過失が「0確定」の交通事故で、ご自身が「重症の人身事故」に遭い、加害者とその代理人保険会社を被告として、弁護士を入れて裁判を起こしたご経験のある方に伺います。
最終的に受け取った金額は「訴訟の価額」の何%くらいでしたか?

 
加害者と保険会社を被告にするというのはどうしてでしょうか。
通常、加害者のみを被告にすると保険会社が指定する代理人がつきます。そのため、加害者を被告にしていますが、実質的には保険会社を相手方として訴訟しているようなところがあります。
 
まれに、加害者が行方不明になってしまったような場合には加害者の保険会社を直接被告にすることがあります。
 
お尋ねの件ですが、単なる示談である場合には保険会社の提示額は低いのが通常です。裁判基準学より2割から3割程度は低いのではないでしょうか。そのため、弁護士が介入したり、裁判したりした方が経済的利益が高くなるのが通常です。
 
訴訟になった場合、弁護士は想定される裁判基準学より高めに賠償額を請求するのが通常です。例えば、逸失利益も14級で労働力制限期間を5年から10年の間で設定するのではないでしょうか。これは少しでも可能性があるのであれば金額を高めにして、裁判で少しでも高い賠償額を追及するためです。最初から諦めているような内容で裁判することはないと感じるからです。
 
ですから、訴状で請求金額より判決金額は2割から3割程度低くなると考えた方がよいかと思います。その点は弁護士が説明するはずです。