名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.12.15 土曜日

交通事故 なんとしても勝ちたい高次脳機能障害の事例

 私は現在、平成15年の交通事故事例を扱っている。

 この事例、何年もして高次脳機能障害と診断しされた。事故直後の脳しんとうとか意識障害は記録上見あたらない。MRIやCT、レントゲン写真など画像上明確な脳傷害あるわけでもない。

 普通なら、あきらめてしまうような事例だ。しかし、依頼者は高次脳機能障害ながら、一生懸命努力し、資料を集めてきた。裁判はその上に成り立っている。詳しくは言えないが、資料を集める中、被害者の頭部に外傷の痕跡が明らかになってきた。

 被告側も高次脳機能障害の存在自体は争わないところまできている。問題は事故との因果関係だ。あと、一歩で勝つところまで行きそうな気がする。

 この事例が認められれば、軸索損傷のみで認められた貴重な判例となるだろう。MTBI問題にもプラスに作用することは間違いない。