名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.12.18 火曜日

交通事故 10mの距離感

 私は過失相殺が問題となる事例で、図面や実況見分調書と格闘している。
 その中で、10mの距離が問題となっている。一旦停止の停止線から10mの位置で事故は発生した。この10m、時間にすれば1秒もないかもしれない時間の間に何が起こったのかを分析するのが私の役目だ。
 
 しかし、机の上の10mというのはわからない。
 そのため、先日現場に出かけあらためて現場で10mの距離を測ってみた。その短いこと。現場に出ると、その短さに改めて驚かされた。
 
 こんなにも短い距離、つまり、あまりにも短い時間の中で加害車両、被害車両の動きをシュミレーションすることになる。その中で、被害車両の事故に対する予見可能性、あるいは回避可能性の諸要素を分析し、被害者に相殺するべき過失のないことを立証することになる。