名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.12.16 日曜日

交通事故 へんな書面主義

 保険会社の担当者はある意味非常に専門性がある。彼らは常に自賠責の認定を意識して動いている。また、人保険内部の基準があって、その基準を満たす書面を探しているところがある。だから、いわば徹底した書面主義という側面がある。
 
 たとえば、レントゲン写真で圧迫所見がなければ、非該当だと思う。逆に、何らかの画像所見があると、後遺障害を認める。
 休業補償でも書面の証明があれば簡単に認めるが、書面の証明がないと相手にしない。私の目からみると、ちょっと変かなと思う書面でも整っていればOKだ。
 
 私たち弁護士はやはり真実こと重要という立場なので、何が何でも無理な記述を求めようとはしない。ところが、行政書士の場合、かなり無理した内容でも軽々と書面化してしまう傾向にあるように思う。その意味では自賠責認定では行政書士は優れた面を持つかもしれない。しかし、この書面のおかげで、実際の裁判になると「等級ほしさに重く述べた」というような詐病の根拠にされたりする。