名古屋E&J法律事務所ブログ

2018.12.11 火曜日

事故の再現と過失相殺

 事故の再現はできるだけ単純化させることがよい。
 そして判例タイムズも重要かも知れないが、単純化された事実の中で被害者側に何らの落ち度は無いことを明らかにすることが必要だと思う。
 
 今うちあわせている事件は、T字路と言えるかどうかとか、高速道路のような構造だとか、いろいろ議論されたが、ややどうでもよい感じになっている。むしろ、事例を単純化させ、要するに自動車が急に飛び出してて、誰も避けきれるものではないということを、証拠をもって論証するという方向で整理されつつある。
 
 ここまでくるためには、依頼者の大変な努力のおかげだ。工学的な調査や現場の調査、弁護士との議論といろいろある。ものわかりの悪い弁護士を説得するのも大変だったろうが、私はおかげでだいぶ勉強できたし、裁判も前進したように思う。