名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.03.19 火曜日

交通事故 交差点の飛び出し事故

 交差点で相手が飛び出してきたのに過失相殺が認められることがあります。被害者にしてみると、どうやって避けろと言うのだとやるせない気持ちになってしまいます。

 私の経験したある事件では、停止線のある交差点から優先道路に飛び出した事件があります。さすがに過失相殺はないと思ったら損保側は過失相殺を主張してきました。

 こうした事件では当然、加害者を本人の尋問が不可欠になります。この事件では加害者として善良な中年男性が出頭しました。彼は自分が飛び出したことなどは重々承知で、本人の気持ちの上では被害者に申し訳ないという様子が法廷ではっきりうかがわれました。

 このケースでは保険会社の代理人がかなり加害者に無理を言わせていて,痛々しいほどでした。つまり,自分は申し訳ない気持ちだがあえて自己弁護したり,被害者を攻撃しなければならないという点で加害者本人の苦しい様子がうかがわれたのです。

 この事件は担当弁護士が加害者の代理人ではなくて、損保の代理人であることがはっきりわかる事例でした。つまり,加害者本人の意向では謝罪したいと思っているのに謝らせないという事件でした。

 判決は当然、過失相殺は否定されています。


 
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