名古屋E&J法律事務所ブログ

2019.04.22 月曜日

交通事故の後遺障害等級の弁護士の報酬

 交通事故事件で行政書士や弁護士に後遺障害の事前認定や異議申立を依頼することがあります。これは後遺障害の重い認定をとるために依頼するのですが,医学的な判断を伴うため,診断書や医師の意見が重要な役割を果たします。

 しかし,事前認定での異議申立など自体は裁判と違って被告とは直接対決することがありません。裁判所もいないことからそれほど難しい手続ではないと言えます。非該当が14級,14級が12級になったりすることも少なくありません。
 
 が,この異議申し立てすらしようとしない弁護士や行政書士もいます。

 最近相談した依頼者の例ですが,もともと14級の認定をとっていて,被害者請求をするだけの手続きの依頼をしていたという例がありました。異議申立そのものは裁判より楽なのですが,それすらしないというのは問題ある事例だと思います。

 依頼者が早期解決を求めていれば問題は無いのですが,この事例では異議申立をしてほしいということでしたし,実際に行っても悪くない事例のように思いました。そのような一方的なやり方で報酬だけは30万円をとっていくというのですから,どうかと思います。