2016.06.27 月曜日

豊橋発:交通事故 CRPSメモランダム

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 事故を契機にCRPSが発症する例は意外と多い。事故に比して、痛みが余りにも極端にひどいので整形外科医ですら、真実を疑う傾向にある。中には否定する医師もいる。
 
 交通事故の世界ではCRPSは神経症状の延長のようにとらえられている。確かにCRPSⅠ型、Ⅱ型と分類されている事情をみるとそのようにとらえることもできるだろう。しかし、骨傷や神経損傷の画像あるわけでもないので、神経症状の延長のようにとらえられると、非該当とか14級とか被害のわりにかなり軽く扱われることになる。
 
 自賠責の傾向は関節拘縮とか、筋萎縮、骨萎縮と言ったなにかしら画像的に判断できるものを求めてくる傾向にあるのも、CRPSを通常の頸椎症などと同じようにとらえているからだろう。
 
 しかし、実際に総ての患者に筋萎縮などの萎縮症状が出るわけではない。関節拘縮や筋萎縮などはCRPSの症状の一つではあるが、これが出なければCRPSではないということにはならない。