2016.07.04 月曜日

豊橋発:交通事故 意識障害のない脳外傷

法律相談はE&J豊橋法律事務所の弁護士が対応いたします。

 

 

 高次脳機能障害は①意識障害、②画像所見、③他疾患との鑑別、④障害に関わる検査、⑤神経系統に対する医師の意見。
 
 このうち、意識障害はけっこう重視される。しかし、意識障害の発生が本人の記憶に関わる部分もあることや、短期間の意識障害で障害が発生する例もある。現実の臨床の現場でも意識障害の判断が明確であるとはいえない事情もある。また、高次脳機能障害そのものも未解明部分もある。こうした事情を考えると、意識障害も厳格に解する必要がない(札幌高裁H18,5.26判時1956号92頁)
 
 私の経験でも意識障害ははっきりしないが、脳に障害を負っていると思われる事例がある。