2013.08.19 月曜日

豊橋発:「介護費用 何が請求できるの?」

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交通事故で,特に後遺障害等級1級や2級相当の重い障害が残ってしまった場合,
多くは介護が必要になります。
この場合,介護費用を損害賠償の一部として請求できます。
 
まず,介護のための付添費用が請求できます。
金額としては,職業付添人の場合は実費全額,家族が付添人の場合は,
大体1日あたり8000円を請求することができます。
付添費用は将来分の全額を請求できます。ただし,将来の付添の期間は,
平均余命を基準として決められます。
 
次に,車いすや介護用ベッドのような介護器具の購入費用も,必要だと
認められれば請求できます。
車いすのような介護器具は,長く使うと買い替えが必要になりますので,
将来の買い替え分も含めて請求できます。
ただし,将来の買い替え分の金額を算定するときに,中間利息を差し引くことに
なります。
(なお,中間利息については,HPの下記の記述をご参照ください。
 
また,介護のための家や自動車の改造費用についても,介護器具と
同様に請求できます。
 
それから,おむつ代,消毒剤のような介護に必要な消耗品についても,
請求できる場合があります。
 
以上の介護器具や介護用品の費用を請求する場合には,購入したことを証明するために,
領収書やレシート,それに購入品の写真等を用意しておく必要があります。
特にレシート等は捨てないようにご注意ください。
 
介護費用は将来分も含めると相当大きな金額になりますので,出費の負担が過大に
ならないように,請求できる可能性がないか,ぜひ慎重に検討しましょう。