2013.08.20 火曜日

豊橋発:グローバリゼーションと中小企業憲章

法律相談はE&J豊橋法律事務所の弁護士が対応いたします。 

 アジア市場の激動に伴い、日本の中小企業も対応が求められている。
 企業家は常に自分の顧客は誰かを意識しなければならない。グローバリゼーションの進中でのあなたの顧客は誰だろうか。

 
 この場合、中小企業の顧客はまず直接取引がある大企業だ。
 さらに顧客はそれだけではない。その大企業の消費者である中国人があなたの顧客だ。
 中国人たちはどんな機械を求めているのだろう。どんな塗装を求めているのだろう。「黄砂」に強い機械や、塗装を求めているかも知れない。「黄砂」の中、メンテナンスが容易か、部品調達が容易な機械を求めているかも知れない。
 
 中小企業は中国人消費者を考えることで、大企業の要求に見合った提案をすることができるだろう。そこまで、徹底して考える必要がある。中小企業がグローバリゼーションを考えるということは、自社の顧客が中国にいるということを具体的に、徹底的に考えるということだ。
 
 日本企業の生きる道は、いかに日本らしさを作り上げていくかという点にあると私は確信している。日本の伝統美、伝統技術、中小企業の伝統的な技術、創造能力など日本的なるものを追究し、世界に打って出るより、中小企業の生きる道はない。ワールドカップで日本代表が日本らしいサッカーを完成させないと世界には勝てないのと同じだ。
 
 中小企業家同友会は中小企業憲章案を発表している。その指針10には「中小企業が歴史ある諸産業における伝統的な技能・技術を継承し」とある。これは日本の企業が持っているオリジナリティ、高品質を大切にするということである。
 
 さらに、憲章では「貿易・投資・雇用などを通して国際貢献することを支援する。とくにアジアとの経済と文化の共生に努力する。」としている。これはアジア各地の企業と連携し、アジア全体の経済発展をかちとろうというものである。
 
 そのために、憲章は日本ブランドの強みを再認識し、アジア全体の市場に参加する必要を示している。今回の企画では中小企業憲章の実践的価値を検証するとともに、中小企業がアジア市場に参加する上で問題となっている外部環境を検討する。