2016.08.31 水曜日

豊橋発:交通事故 時間と移動

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 過失、過失相殺が問題となる事例では必ず事故の再現が必要となる。
 
 その場合、重要なのは「時間」と「移動」だ。被害車両、加害車両がいつの時点でどこにいたか。その時の速度は何か。とりわけ加害車両の動きは重視される。
 
 例えば、急ブレーキの場合、通常空想距離と制動距離から事故直前の自動車の動きを再現する。二つの交差点で信号機がある場合、信号が赤から青に変わり、走行し、また止まるというようなことがある場合に、信号の変わる時間的距離から走行速度や走行の方法などをシュミレーションするというようなこともある。
 
 タコグラフがある場合、時間軸と速度軸でグラフ化されているのであるが、その場合、グラフ化された線を積分することによって移動距離を見ることができる。この場合、縦軸横軸とグラフ線によって囲まれた面積が移動距離だ。
 
 この作業は可能な限り細かく、逆に細かくなることによる誤差を排除するために大きくおおざっぱに計算したりする。
 
 こうして事故が再現され、原告に有利な解釈を施していくことになる。