2016.09.15 木曜日

豊橋発:交通事故 難しい病気に陥る罠

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 高次脳機能障害,胸郭出口症候群,バレ・リュー症候群,脳脊髄液減少症,RSDなどなど,交通事故では判断の難しい病名が出てくる。
 
 これらの病名が出てきた場合,時に,いかなる病名であるかが争点になっていくことが少なくない。この場合,病名の成立にやっきになってしまって,結局,だからどのような被害があるかという点についての立証がおろそかになる。
 
 胸郭出口症候群かどうか,判断基準に基づいて争っていく。モーリーテストがどうか,造影検査結果がどうか,症状は何かなど病名の成立を主張立証していく。しかし,胸郭出口症候群だからどうだという論点が登場して,そういえば,ここが最終目標だったということを思い出す。
 
 当てはめばかりに夢中になるという問題は難しい病名の事件に陥りやすい罠ということになる。