2017.01.05 木曜日

豊橋発:企业文化,中国会話教科書がおもしろい

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 中国語ビジネス会話教室に熱心に通っている昨今だが,いろいろ考えさせられておもしろい。たとえば,こんな課題が出ている。

 
「企业文化中常常提倡的有?些信念?」
→ 企業文化の中でしばしば唱えられるものに,どんな信念があるか。
 
 これはどんな理念があるかということでしょうが,どうでしょう,企業理念でよく出てくる言葉には「信頼」とか「安心」とか,「社会貢献」とかいろいろあると思う。
 
「为什么现在的企业越来越重视企业文化的建设?」
→ なぜ現在の企業はだんだん企業文化の醸成を重視するようになってきたのか?
 
 みなさんは日本語でも答えられるだろうか。
 顧客や社会から有用だと認められて企業は持続し発展する。企業の持続性を支えるのは構成員による社会貢献に向けた共通の意識だ。それは企業文化の発展が欠かせない。
 
 中国語会話教室はでこれを言わせられる。ときどき,つっこまれて「なぜそのような言葉が必要なのか?」などと質問される。中国語会話しているより,経営の勉強をさせられているようだ。
 
 この教科書は2009年に北京大学出版社が発行したものだ。教科書からは現代中国の企業運営の理想が見えてくる。中国は社会主義国だけあって,「科学性」という言葉をよく使う。経営が科学的であること,つまり,彼らは欧米の先進的な経営学の諸課題を政策にとりいれて企業や社会を発展させることを重視している。
 
 中国は官僚社会で腐敗もあったり,「法治」よりも「人治」ということもある。これは彼らのいう科学性がゆがんでしまって非科学的になっていることだが,一方では科学的経営に向けて努力している企業家もいる。私たちはこうしたまじめな企業との連携によってアジアの経済をともに発展させていこうという姿勢が必要ではないだろうか。